審判委員会

 


審判委員長                       鈴 木 康 裕


 昨年は、FIFAワールドカップにおいて、日本代表が輝かしい結果を残しました。一方で、審判に目線を向けると、日本からは山下良美氏が選出され、様々な試合を担当し、活躍をしました。どのようなカテゴリーにおいても、審判の一生懸命な存在が、選手の心に火をつけ、試合をエキサイティングにし、そして、見ている者の心を打つと私は感じています。
 私はよく子どもたちに、「サッカー部員と昼休みにサッカーをしている子どもたちとの違いは何だろう?」と問いかけることがあります。子どもたちは悩んだ結果、やっている時間が違うとか、サッカー部員の方がサッカーが上手だとか色々答えます。それももちろん正解ですが、私は、「技術もそうだけど、サッカーに関する様々な知識を追い求めるのがサッカー部員だよ」と答えます。そして、サッカーのルールについて、子どもたちに色々と説明していきます。すると、子どもたちはとても一生懸命にルールについて話を聞いてくれます。審判としての行動や言葉がけが、選手や周囲に与える影響は実はとても大きいのです。
 審判委員会では、より多くの方に審判に興味をもっていただき、審判の資格取得を目指せるような活動を考えています。さらに、審判の技術向上、上級の審判員へと挑戦できるような環境の整備を、審判インストラクターの方々のご協力をいただきながら取り組んでいきたいです。

 2023年度

2022年度





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