中学部長 小 堀 賢 司
現在、中学生がサッカーに取り組む状況は大きく変わろうとしています。2022年6月にスポーツ庁での有識者会議で提言された「部活動の地域移行」や、2023年度の全国総体(全中)から全ての競技で認められることとなった「総合型地域スポーツクラブなど民間団体に所属する選手の参加」の影響です。加えて足利市の中体連では、多くの学校でサッカー部に入部する選手が減少し、合同チームの方策や休・廃部の危機に直面している学校も少なくありません。
今後の中学部では、中体連とクラブチームの「横の連携」と、少年部や高校部との「縦の連携」が今まで以上に必要になるものと思われます。中体連の部活動では、活動時間や環境の制限が大きく、指導者である教員の状況も配置異動などで一定にならないこともあります。このことから、より高い競技性を求めるのであれば、ユナイテッドFCというクラブユ-スチームでの活動を選択することもできます。また、部活動では、初心者でも「サッカー」をやってみたいという希望を叶えるため、技術を身につけるとともにサッカーを楽しめるような環境を整えることが必要となっています。このように、子どもたちが自分に合ったレベルを選択し、それぞれの場所でサッカーに関わっていくための「横の連携」を今後も整えていきます。
「縦の連携」については、地域移行において、休日の活動で地域の指導者が必要となります。教員が携わることも可能ですが、より充実した活動状況を整える為にも、教員以外の指導者は不可欠だと考えます。一つの考えとして、少年部からサッカーに携わってきた指導者の方が、中学部でも指導を続けてくださることが可能であれば、選手も違和感なく活動に取り組めるものと思います。加えて、中学部から少年部への交流を図り、「ギブ&テイク」の形がとれれば良いのではと考えます。
いずれにしても、中学部だけでは解決できない問題に違いはありません。学校間のつながりとともに協会との連携をより一層強くし、一人でも多くの選手がサッカーに関われる環境をつくっていきたいと思います。
今後の中学部では、中体連とクラブチームの「横の連携」と、少年部や高校部との「縦の連携」が今まで以上に必要になるものと思われます。中体連の部活動では、活動時間や環境の制限が大きく、指導者である教員の状況も配置異動などで一定にならないこともあります。このことから、より高い競技性を求めるのであれば、ユナイテッドFCというクラブユ-スチームでの活動を選択することもできます。また、部活動では、初心者でも「サッカー」をやってみたいという希望を叶えるため、技術を身につけるとともにサッカーを楽しめるような環境を整えることが必要となっています。このように、子どもたちが自分に合ったレベルを選択し、それぞれの場所でサッカーに関わっていくための「横の連携」を今後も整えていきます。
「縦の連携」については、地域移行において、休日の活動で地域の指導者が必要となります。教員が携わることも可能ですが、より充実した活動状況を整える為にも、教員以外の指導者は不可欠だと考えます。一つの考えとして、少年部からサッカーに携わってきた指導者の方が、中学部でも指導を続けてくださることが可能であれば、選手も違和感なく活動に取り組めるものと思います。加えて、中学部から少年部への交流を図り、「ギブ&テイク」の形がとれれば良いのではと考えます。
いずれにしても、中学部だけでは解決できない問題に違いはありません。学校間のつながりとともに協会との連携をより一層強くし、一人でも多くの選手がサッカーに関われる環境をつくっていきたいと思います。
2023年度
令和5年度足利市サッカー協会長杯
足利市サッカー協会長杯サッカー大会の決勝戦、順位決定戦が11月12日、西部多目的運動場(あしスタ)で行われ、足利両毛ユナイテッドFCが優勝を果たした。
準優勝は足利両毛ローザFC、第3位は西中・白鷗中合同チームが獲得した。
開催予定項目
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更新履歴