2024年度
令和6年度 活動指針 ~「未来に向けて」歩み出そう ~
昨年度は、奥貫 侃志選手がサッカー日本代表戦(A代表国際戦)で、芝田 玲選手が全国高校サッカーの舞台で共に活躍されました。二人ともこの地「足利市」でサッカーを始めております。両選手が今後も更に活躍することを期待すると共に、彼らに続く選手が現れてくれることを切望する限りです。
昨年度は、5月より新型コロナウイルスも第5類へ引き下げられ、コロナ禍前と変わらない活動ができるようになりました。令和6年度も引き続き同様な活動ができることと思います。
ところで、現在の足利市サッカー協会の現状をみてみると、令和5年度の加盟団体登録数は幼年部10団体、少年部14団体、中学部9団体、高校部6団体、大学部1団体、社会人部5団体、シニア部12団体、女子部3団体の登録はありましたが、幼年部、少年部、中学部に関しては、実質の活動団体が大幅に減少しているのが現状です。特に中学部においては、懸念されていた中学校の部活動の地域移行化の影響もあるとみられその数を減らしており、まさに協会創立以来最大の危機的状況を迎えております。我々は先ずこのような状況を理解して現状を打開する活動をして行かなければなりません。
令和6年度に皆様と共にやって行かなければならないのは、「動く」ということです。この危機的状況を打開するために皆様それぞれに色々な考察はあるかと思います。しかしながら、実際に動き行動に移さなければ現状を変えることはできません。是非ともこれから先の「未来に向けて」の歩みだしをしていただきたいと思います。成果は直ぐに出ないかもしれません。成果が得られなければ、また違うことを行い、成果が得られたものに関しては、引き続き継続していく。考えているだけでは前に進むことはできません。とにかく「動く」ことが大切になってくると思います。昨年度も申しましたが、協会員が一枚岩となり各カテゴリーの垣根を取り払って取り組んでいくことが必要です。皆様の力で「明るいサッカーの未来」を創り出そうではありませんか。
また、「全ての人にサッカーを」のスローガンのもとに、進めて参ります身体に障害を抱える皆様やご高齢の皆様にサッカーを行う場所を提供する活動も、
今年度より本格的に進めて行きたいと考えております。これは、協会単独で行うのではなく、多方面の様々な皆様からのご支援やご協力を得て、市民ぐるみの活動へとなっていくことを期待しているところです。
現状は大変厳しい状況にあるのかもしれません。しかしながら、立ち止まっていたら前に進むことは出来ません。「未来に向けて」の第一歩を踏み出そうではありませんか。