令和2年度 活動指針  ~10年の活動を振り返って~
 
         
 会長 勝 沼 春 彦 
 
私が現職に就任して今年度をもって10年の節目の年を迎えます。それにあたり、この10年の活動を振り返ってみたいと思います。
 
 私たちの大きな目標に、「サッカー文化の普及」と「選手の育成」があり、我々はこれらを実現するために活動しています。
長い間我々は、これらのことを具現化する不可欠な施設として、「サッカー専用人工芝グランド」の建設を訴えて続け、過日ようやく市民の皆様のご理解とご支援の下、「あしスタ」がオープンしました。それに先だって、競馬場跡地には我々が「五十部運動公園サッカー場」と呼んでいる「競馬場跡地緑地広場」が、また昨年はサッカー場を有した「朝倉福富緑地」が開場し、足利市のサッカー環境も近年急速に整備されてきました。これも和泉足利市長様を始めとする市関係者、そして多くの市民の皆様のご理解、ご支援の賜であると考えており、あらためて深く御礼申し上げます。
我々、足利市サッカー協会は、足利市民の皆様とともに手を携えて活動し、ともに発展していく、そうした想いを胸に活動してゆかねばなりません。
その理念の下我々は「キッズカーニバル in 足利」を開催しています。日本も人口減少期に入り、近い将来、多くの外国籍の方々が今以上に、日本で、足利で生活する日を迎えることは明らかです。我々の「キッズカーニバル in 足利」は日本に住む外国籍の子供たちと足利の子供たちがふれあい、友情を育むことで、日本在住の外国籍の子供たちが少しでも日本に愛着をもち、日本を好きになってもらいたい、そして日本の子供たちには外国籍の方々を温かく迎え入れる広い心を育んでもらいたい、そういう思いで同イベントを開催しています。この活動は、サッカーを通じた地域貢献であると自負するところであり、その趣旨を足利市、関係諸団体、多くの企業、足利市民の皆様にご理解、ご支援をいただき毎年開催することができています。あらためて深謝申し上げます。   
 
 また足利市教育委員会を始め、多くの学校、保育園や幼稚園の先生方のご理解の下、市内小学校、幼稚園や保育園を対象に「巡回サッカー教室」を開催させていただき、好評をいただいております。これにより、先生方のお手伝いをさせていただき、市民の皆様への恩返しにつながれば、と考えています。
 昨年度は小学校11校、保育園、幼稚園に8園にお伺いさせていただき、子供たちと一緒にサッカーを楽しみました。これらの活動は市町村レベルの協会がまさに行うべき活動で県内では足利市だけが取り組んでいる活動です。全国的にも稀で全国の協会の手本となり得るものであり、足利市サッカー協会だからこそ実施できるものと自負しております。
 
 我々のもう一つの柱である「選手の育成」はこの「巡回サッカー教室」にその活動の根幹があります。サッカー教室を通して、子供たちがサッカーという素晴らしいスポーツに触れ、サッカーに興味をもってもらうことができれば、一人でも多くの子供がサッカーの門をたたいてくれれば、と願っています。
 高い山は必ず大きな裾野を有する。自明です。どんなスポーツにおいても、トップ選手を輩出するためには必ずそれを支える大きな裾野が必要です。その大きな裾野を形成させるためには地元の皆さんのご理解とご協力が必要であることは明らかです。そのために我々の活動に一点の曇りがあってはならず、市民の皆様の目にとまる我々の行動も常に真摯なものでなければなりません。
 この10年、我々には多くの市民の財が投じられました。我々にはそれに応じた結果を残し、市民の皆様の期待に応え、足利市を元気にする責任があります。そのための「キッズカーニバル」であり、「巡回教室」です。その先に、市民の皆様の理解があり、ご支援があることは疑いありません。
 今後私たち足利市サッカー協会も世代交代の時期を迎えます。たとえ世代が変わったとしても、足利市サッカー協会と足利市の関係、市協会に対する足利市民の皆様の期待が変わることはありません。我々は足利市、足利市民の皆様のご理解とご協力があって、初めてサッカーをすることができるという現実を忘れてはなりません。そのためには地域に貢献することこそが必要で、それができて初めて我々の目標を達成することができます。
 
 今年1年を、私が会長を務めた10年の節目の年と位置づけ、これまでの活動をより充実させ確かな形で後世に引き継ぐものにすることを令和2年度の活動指針といたします。




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